Month: March 2022

【ぶらり #69】足守(岡山県)木下家足守藩2万5000石の陣屋町 Ashimori Domain Small CastleTown | ASHIMORI

【ぶらり #69】足守(岡山県)木下家足守藩2万5000石の陣屋町 Ashimori Domain Small CastleTown | ASHIMORI

岡山市の中心部から車で約30分。岡山自動車道・岡山総社ICから足守川に沿って少し北上した所に、足守藩木下家2万5000石の陣屋町の街並みが残されています。
足守藩は豊臣秀吉の正室ねねの兄にあたる播磨姫路城主木下家定が備中足守に移封されたことに始まりますが、以後江戸時代も通して木下家の足守藩は11代256年続いて明治を向かえます。

足守陣屋は街並みの北側、宮路山の麓に築かれました。現在は足守小学校と藩主の庭園であった近水園が残されるのみです。そしてその周囲に家中屋敷が配置されました。白壁の長屋門と土塀に囲まれた旧足守藩侍屋敷(旧家老杉原家邸)や北木下家長屋門などが残されています。

一方、足守の街並みである商家町の方は、かなりの規模で往時の姿をとどめています。足守地区の250軒中およそ100軒が江戸期のものといいます。これほどの街並みなのに重伝建に指定されていないのが不思議です。
街並みの中間点に建つ重厚な黒漆喰の商家は足守藩の豪商・藤田千年治邸で、江戸時代末期に建てられた稀少な商家建築は一般公開されています。

【撮影雑記】
早朝に下津井の街並みを撮影して移動し、足守に到着したのは午前10時ごろ。
足守は岡山市近郊のベッドタウンでもあって、とにかく街並みの交通量が多くて撮影に難儀しました。

訪れた日はたまたま「陣屋町足守町並み雛めぐり」が開催されているシーズンでした。大正期・昭和期の貴重なひな人形から陶器、組木で作ったひな人形までさまざまな雛人形が各家々の玄関に飾られていました。

【目次】
00:00 オープニング
00:57 足守メインストリートの街並み
05:20 旧足守商家・藤田千年治邸付近交差点
09:30 足守プラザ「米蔵ギャラリー」
13:10 旧・足守藩・侍屋敷
15:33 木下利玄生家〜エンディング

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撮影機材
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レンズ:SONY SEL2470Z Continue reading →

【ぶらり #68】倉敷 白壁の蔵屋敷が立ち並ぶ天領の町(岡山県)Tenryo City with White-walled Warehouses | KURASHIKI

【ぶらり #68】倉敷 白壁の蔵屋敷が立ち並ぶ天領の町(岡山県)Tenryo City with White-walled Warehouses | KURASHIKI

「蔵の町」として全国にその名が知られる倉敷美観地区。倉敷川に沿って白漆喰になまこ壁の土蔵や商家など蔵屋敷が建ち並んだことから「倉敷」と呼ばれたこの大都市も、かつては海に浮かぶ小島と漁村であったとは、今ではとても想像できません。
古くより高梁川の土砂沖積作用による陸地化に加え、新田開発の干拓事業によって陸地はどんどん拡大・南下し、江戸時代には現在の下津井にいたる半島状の陸地が形成されていきした。
そして倉敷は備中における物流の動脈である高梁川とそこから引き込まれた倉敷川をはじめとする水路や運河により物資の一大集地として今に残る蔵屋敷が建ち並びます。
さらに備中、美作、讃岐の三国に散在する天領60万石を支配する代官所が置かれ、倉敷は政治・商業の中心となり、豊かな後背地を控えた商業と問屋の町へと発展していきました。

倉敷の村政は「古禄派」と呼ばれる、倉敷の発展に指導的な役割を果たした13軒の特権商人によって長く世襲されてきましたが、干拓による農地の拡大、人口増加によって新興商人「新禄派」が台頭してくるようになります。この「新禄派」と呼ばれた25軒の新興商人は古禄派による独占支配の撤廃を幕府へ訴え、長い戦いの末に勝利します。
その新禄派の中に、倉敷紡績の祖であるとともに労働問題の改善に取り組み、またさまざまな社会活動や大原美術館などの文化活動に貢献した大原家がありました。
今も国の重要文化財である旧大原邸をはじめ大原美術館や紡績記念館など大原家関連の建物が「美観地区」の大部分を占めます。

倉敷の魅力としては、重厚な蔵屋敷が並ぶ倉敷川沿いの街並みに加え、その裏手にある本町通りの街並み欠かすことはできません。観光に特化した倉敷川とは違い、生活のある町でもある本町通りにも往時のたたずまいを残す街並みが続き、造り酒屋の森田酒造や創業100年の老舗旅館・吉井旅館をはじめ食事処、居酒屋など生きた商店街でもあります。
それは観光客の姿が減り、居酒屋の提灯が灯し出す夕暮れにこそ倉敷散策のもう一つの魅力があります。

【撮影雑記】
岡山備中の旅の初日。前日夜に倉敷入りして駅前のホテルに泊。本来は夜の倉敷も撮りたかったのですが、時刻は22時を回りすでに真っ暗であろう事と、翌朝は日の出前からの撮影を踏まえて就寝。5時台に必要最低限の機材を持ってホテルを出ました。美観地区でマジックアワーを待ちつつ、商店街で夜景を撮影。空が明るくなってきたので撮影を始めましたが、撮影した3月上旬は日の出が6時半くらい。この時間になると結構人数が多かったです。観光客はもちろん、地元の方々や住民の朝の散歩やランニング。またゴミ収集者や納品業者の車が多く、撮影にちょっと難儀しました。
ジンバルはDJI RSC2です。カメラはSONY α7Cの組み合わせです。
今回もカメラ本体の手ブレ防止機能に起因する「こんにゃく現象」が随所に出てしまいました。

【目次】
00:00 オープニング 倉敷の朝
01:50 倉敷川の土蔵街を歩く
04:10 本町通り商店街
07:51 東町の街並み
09:10 再び本町通りを西へ
11:35 裏路地散策
16:05 アイビースクエア界隈
17:02 エンディング
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撮影機材
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imai / Fly feat.79,中村佳穂

imai / Fly feat.79,中村佳穂

Direction/Animation: 橋本麦
Logo Design: 79

imai / PSEP

1.Twin Tower Talk
2.Music
3.No.5
4.XP
5.Fly feat.79,中村佳穂

Track 1~4 written by imai
Track 5 written by imai,79,中村佳穂
Mix & Mastering by Continue reading →